BMWグループは、ドイツ・ミュンヘンで開催した「#NEXT GEN」において、BMWとMINIの欧州仕様車が、アマゾン「アレクサ」(Amazon Alexa)を利用可能になった、と発表した。
アレクサは、アマゾンのAI(人工知能)ベースの音声アシスタントサービスだ。アレクサに呼びかけるだけで、走行中にドライバーが音声でエンターテインメントをコントロールしたり、ニュースを入手したり、ショッピングリストにアイテムを追加したり、スマートホームサービスを利用したりすることができる。
今回、BMWとMINIの欧州仕様車が、アマゾン アレクサを利用できるようになった。アレクサに質問をしたり、天気予報や交通情報を入手したり、「Amazon Music」や「TuneIn」の曲を聴いたり、スポーツイベントや「Audible」のオーディオブックをチェックしたりすることができる。
また、1日の行動リストや買い物リストも、アレクサに話しかけて管理することができる。BMWとMINIの車載コントロールディスプレイも、コンテンツの視覚的フィードバックを提供する。
さらにアレクサは、顧客が車内から、自宅の照明、空調、ガレージドアなど、スマートホーム機器を操作することを可能にする、としている。