三菱自動車は、ESG(環境、社会、ガバナンスに対する企業の取り組み)リサーチ最大手のMSCI社が作成した「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に、2年連続で選定されたと発表した。
WINは、女性の雇用や管理職の割合、ダイバーシティへの取り組みに関する開示情報を基にスコアを算出することで、長期的に持続可能な成長が見込める企業を選定している。本指数は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のESG投資、すなわちESG評価を要素に用いた投資を行う際の選定指針の一つとして採用されている。
三菱自動車は、2014年からダイバーシティ推進活動「Di@MoND活動」(Diversity @ Mitsubishi Motors New Driveの略)を実行し、社員の多様性を尊重し、一人ひとりが働きやすく、いきいきと仕事ができる環境づくりに取り組んでいる。中でも女性活躍の推進は重点課題とし、女性社員のキャリア形成支援や、仕事と育児の両立支援を通じて、2020年度末までに女性管理職を100人にすることを目指す。