DeNAは7月5日、同社が提供する次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」について、愛のタクシーチケットと、チケット受領処理自動化へ向けた協業の検討を開始すると発表した。
愛のタクシーチケットは、国連が1981年を国際障害者年としたことを契機に発行された、障がい者や交通遺児の支援を目的としたタクシーチケット。現在では、全国のタクシー事業者の約90%で使用できる、日本最大級のタクシーチケットサービスとなっている。
今回、検討を開始する協業では、まず愛のタクシーチケットが発行するタクシーチケットに二次元コードを用いて、有効期限や利用限度額を自動判定し、無効チケット受領リスクのゼロ化を目指す。これにより、乗務員による確認作業の省力化およびタクシー事業者の料金処理時間の短縮とともに、コンプライアンスを重視する愛のタクシーチケット大口法人顧客からの信頼を高め、タクシーの利用促進に寄与していく。