シトロエン(Citroen)は7月15日、2019年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は53万6034台。前年同期比は6.4%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
上半期の市場別実績では、欧州が45万5855台を販売した。前年同期比は2.6%増と2年連続で前年実績を上回る。これは、『C3エアクロス』と『C5エアクロス』の両SUVの販売が、好調なのが大きい。
欧州以外では、中国と東南アジアが減少した。上半期は2万9123台にとどまり、前年同期比は58%減と後退している。日本は1835台を販売し、前年同期比は6.6%増と、前年実績を上回った。
中東とアフリカは上半期、1万7921台を販売し、前年同期比は10.2%減と、引き続き減少した。南米は2万6970台にとどまり、前年同期比は17.7%減と2年連続のマイナスとなった。
シトロエンC5エアクロスシトロエンの2018年の世界新車販売台数は、104万6200台。前年比は0.9%減と、4年連続で前年実績を割り込んでいる。