注目度の高いハイトワゴン市場に登場したホンダ『N-WGN』。自由にハンドル位置を調節できるテレスコピック・チルト機能や最先端の安全運転支援システムなど、使い勝手と安全性にこだわったという。
2019年8月に発売されたN-WGNは、電動パーキングブレーキの製造上の不具合によって生産停止となっていたが、対策を施した上で2020年1月20日より生産を開始した。
目次
- ホンダセンシングを全車標準装備 価格127万4400円より
- すべてをゼロから見直す理由…商品企画担当[インタビュー]
- 生活自体を主役にする素晴らしい脇役…エクステリアデザイナー[インタビュー]
- 最新軽自動車4車種スペック比較…Nワゴン、タント、eKクロス、デイズ
- 軽自動車の安全機能もここまで来た! 最新モデルで比較…デイズ、eKクロス、タント、N-WGN
- 軽自動車のハンドルが「遠い」のはなぜ?軽ならではの深い事情とは【岩貞るみこの人道車医】
- 新型が生産再開---価格は129万8000円から
- 【カスタム 試乗】軽自動車の概念、通り越してます…中村孝仁
- 【試乗】ホンダの軽が欲しいなら、まずこれを検討すべき…渡辺陽一郎
ホンダセンシングを全車標準装備 価格127万4400円より
ホンダは、軽ハイトワゴン『N-WGN』『N-WGNカスタム』をフルモデルチェンジし、8月9日より販売を開始する。
新型N-WGNでは、Nシリーズの提案する「Nのある豊かな生活」という想いのもとに、生活に一番大切なものを見極め、その本質的価値を徹底的に磨き上げるというクルマづくりの考え方から、安全性能と使い勝手を追求。ひとりひとりの毎日の暮らしになじみ、誰もが心地よく使え、親しみやすさを感じるクルマを目指した。
ホンダセンシングを全車標準装備 価格127万4400円より 画像
すべてをゼロから見直す理由…商品企画担当[インタビュー]
ホンダは軽ハイトワゴンの『N-WGN』(Nワゴン)をフルモデルチェンジした。その開発は全てゼロからスタートしたというが、なぜそこまで見直したのか。商品企画担当者に話を聞いた。
良い生活をお届けしたい
----:先代N-WGNからは大きくイメージが変わりました。徹底的にユーザー調査を行い、ゼロから開発をスタートしたとのことですが、では、今回のフルモデルチェンジをするにあたり、最初に考えたことはどういうことだったのでしょう。
すべてをゼロから見直す理由…商品企画担当[インタビュー] 画像
生活自体を主役にする素晴らしい脇役…エクステリアデザイナー[インタビュー]
フルモデルチェンジしたホンダ『N-WGN』(Nワゴン)。コンセプトはもとよりデザインまでゼロから見直したというこのクルマ。どのようにしてこのデザインに至ったのかについて担当デザイナーに話を聞いた。
白物家電は褒め言葉
----:まず初めにN-WGNのデザイン担当に決まった時、どのような感想を持ちましたか。
生活自体を主役にする素晴らしい脇役…エクステリアデザイナー[インタビュー] 画像
最新軽自動車4車種スペック比較…Nワゴン、タント、eKクロス、デイズ
軽自動車の場合、サイズや動力性能などほぼ規格いっぱいとなり、優劣はつけにくい。しかも近年発表される新型軽自動車は、安全運転支援機能や便利装備の充実が目を見張るものばかりだ。装備や機能だけを見たら普通ナンバーの登録車とさえ区別がつかないくらいだ。
時代とともに役割が激変した軽自動車
最新軽自動車4車種スペック比較…Nワゴン、タント、eKクロス、デイズ 画像
軽自動車の安全機能もここまで来た! 最新モデルで比較…デイズ、eKクロス、タント、N-WGN
カーナビ、ETC、リアカメラ、オートヘッドライト。かつて、これらは高級モデルの装備やオプション的な装備だったが、いまでは大衆車でも必需品となっている。
現在、それに近い存在は“衝突被害軽減ブレーキ”や“前車追従型クルーズコントロール”ではないだろうか。軽自動車でも普通に搭載され、全車種標準搭載という車種も増えている。いまや、安全運転支援機能や予防安全機能の有無では、車種の差別化さえ難しい。
軽自動車の安全機能もここまで来た! 最新モデルで比較…デイズ、eKクロス、タント、N-WGN 画像
軽自動車のハンドルが「遠い」のはなぜ?軽ならではの深い事情とは【岩貞るみこの人道車医】
【軽自動車のハンドルが遠い!】
正確には、軽自動車を含め、小さめ系クルマのハンドルが遠い。なんか遠いなあと、思っていませんか、みなさん?1)ブレーキペダルに合わせてシートの前後を合わせる。2)ヘッドレストと後頭部に隙間が開きすぎないよう適切(で快適)な角度に背もたれを合わせる。3)ハンドルの3時と9時をそれぞれ両手で握って、肘が軽く曲がる位置にハンドルの位置をチルト(上下調節)&テレスコピック(前後調節、以下テレスコ)で合わせる。
軽自動車のハンドルが「遠い」のはなぜ?軽ならではの深い事情とは【岩貞るみこの人道車医】 画像
ホンダ N-WGN 新型にはテレスコピックが標準装備されている
新型が生産再開---価格は129万8000円から
ホンダは1月24日、軽ワゴンの『N-WGN』(エヌワゴン)の生産を再開したと発表した。2019年8月に発売された新型N-WGNは、電動パーキングブレーキの製造上の不具合により、生産が停止されていた。
部品メーカーと共に製造工程および品質保証体制を見直したという。生産再開は1月20日から。
新型が生産再開---価格は129万8000円から 画像
【カスタム 試乗】軽自動車の概念、通り越してます…中村孝仁
「軽自動車は我慢」も今は昔
今、日本の自動車市場で圧倒的存在感を示しているジャンル。言うまでもなく軽自動車だ。車両価格を見ると結構高めで、一部コンパクトカーをも超えているが、とにかく売れている。
そもそもその昔、軽自動車は我慢を強いられる乗り物だった。パワーはないわ、室内は狭いわ。おまけに質感もチャチで貧相。だから長く乗る(所有する)クルマではなかった。ところが今はパワーは十分、室内は下手な3ナンバー車より広いし、質感も立派で豪華…とまでは行かなくてもチャチで貧相は当たらない。
【カスタム 試乗】軽自動車の概念、通り越してます…中村孝仁 画像
【試乗】ホンダの軽が欲しいなら、まずこれを検討すべき…渡辺陽一郎
2019年に国内で最も多く売られたクルマはホンダ『N-BOX』だった。1か月平均で2万1125台を届け出して、2位になったダイハツ『タント』の1万4608台に大差を付けている。3位はスズキ『スペーシア』だから、今の国内販売の上位3車は、全高が1700mmを超えるスライドドアを備えた軽自動車で占められる。