電通など、クルマと自動運航船を組み合わせた水陸連携MaaSの実証実験実施へ

自動運航船らいちょうI
自動運航船らいちょうI全 1 枚

電通は、東京海洋大学(海洋大)が開発した自動運航船と、ラストワンマイル移動を含む陸上移動手段を組み合わせた「自動運転型水陸連携マルチモーダル MaaS」を見据えた実証実験を9月初旬、東京都内にて実施する。

実証実験は「自動移動・MaaSによる移動中の体験価値の向上」をテーマとし、海洋大が開発する「自動運航船らいちょうI」、モネ・テクノロジーズの配車サービス、電通の「船着場利用管理システムTriangle Connect」等を活用して行う。陸海空で自動運転技術の連携が進む未来の社会を見据え、移動時間全体を楽しく快適に、かつ有効に活用するなど、移動中の体験価値を高めるための方法や課題を検討することで、水陸連携マルチモーダルの可能性を探り、今後の国内外でのサービス開発に役立てていく。

電通は、今回および昨年度実施した実証実験等の成果を踏まえ、関係者と協力しながら各種ソリューションを効果的に連携させるパッケージ開発を行い、国内外に広げていく。今後も、年内に西日本等でも試行を行い、水上交通を連携させたMaaS化の促進や、それに伴う移動時の情報流通を通して、より快適で楽しい移動体験を創出するソリューションの開発を進めていく予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  2. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. ヤマハ発動機、EVレース「フォーミュラE」に2025年より参入へ 四輪レースはF1以来
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  8. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
  9. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  10. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る