中国「華晨汽車集団有限公司」(ブリリアンスオート)のフラッグシップ・クロスオーバーSUVとみられる市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。
ブリリアンスは中国・瀋陽に本拠地を置く自動車メーカーで、2003年からはBMWとの合併会社「華晨宝馬汽車」により、『3シリーズ』『5シリーズ』『X1』を生産している。また日本のトヨタや三菱を始め、ポルシェなどからも技術提供がされている。
2018年にも開発車両を捉えているが、『V7』をベースとしたテストミュールだったため、これが初のスクープだ。
捉えたテスト車両はフロントもリアもフルカモフラージュされ、ヘッドライトの形状は勿論、グリルやバンパーのデザインも不明だ。しかし、V7より明らかに長い全長を持ち、アジア最大クラスのSUVとなりそうだ。また市販型では「V9」の車名が予想されている。
ブリリアンス V9 プロトタイプ(スクープ写真)予想パワートレインは、BMW製2.0リットル直列4気筒「N20B20A」エンジンを搭載。最高出力は241psを発揮し、6速MTまたは7速デュアルクラッチと組み合わされる。
キャビン内ではフルデジタル・クラスタや、デジタルインフォテインメントシステムなどの搭載が期待できるほか、トヨタの安全技術などの搭載も予想されている。
ブリリアンス V9 プロトタイプ(スクープ写真)ワールドプレミアは、最速で2019年内となりそうだ。
ブリリアンス V9 プロトタイプ(スクープ写真)