トヨタ紡織とデルタ工業、東洋シートの3社は9月3日、準備を進めていた米国における自動車用シート生産の合弁会社「TOYOTA BOSHOKU AKI USA, LLC」を設立したと発表した。
トヨタとマツダは、米国アラバマ州に2021年より完成車生産を行う合弁新会社「マツダトヨタマニュファクチャリング USA」(MTMUS)を設立。新工場ではマツダが北米市場に新導入するクロスオーバーモデルを、トヨタは新型SUVを15万台ずつ生産する計画だ。
トヨタ紡織はトヨタ系、デルタ工業および東洋シートはマツダ系の部品メーカーだ。新会社は、トヨタ紡織の米州地域統括会社であるトヨタ紡織アメリカと、デルタ工業と東洋シートの米国合弁会社であるAKI USAの合弁会社として設立。2021年よりMTMUSに納品する自動車用シートの生産を開始する予定だ。
なお新会社の資本金は6000万米ドル(約66億5000万円)、出資比率はトヨタ紡織アメリカ、AKI USAともに50%。従業員数約400人で、社長にはトヨタ紡織アメリカの山口真一上級副社長が、副社長にはデルタ工業参事アラバマプロジェクトリーダーの和木田浩司氏がそれぞれ就任する。
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