サプライズ! クリスマスおもちゃの傾向 2019年

京商(クリスマスおもちゃ見本市2019)
京商(クリスマスおもちゃ見本市2019)全 15 枚

2019年のクリスマス商戦において、おもちゃのトレンドでまず注目されるのは、さらに多彩に、さらに驚きの度を増した「サプライズトイ」だ。音楽や音を聴かせると進化する『リズモ』(タカラトミー)や、ユニコーンのウンチを作る『プープシー』(バンダイ)など……。

2019年シーズンのトレンド

クリスマスおもちゃ見本市実行委員会は、「クリスマスおもちゃ見本市2019」(9月4~5日、東京都立産業貿易センター台東館)の開催にあたって、2019年シーズンのトレンドを発表した。

2019年のトレンドとして、サプライズトイに加えて、「ユニークなペットのおもちゃ」があげられる。出産の手伝いができる「ねこ産んじゃった」(セガトイズ)が話題だ。またオリンピックが来年開催されることから、「ゲームでスポーツ」を楽しむことに注目だ。知育・教育玩具では「英語やプログラミングが学べるおもちゃ」に話題の商品が多い。「PCやpadもの」もトレンドとなっている。

京商(クリスマスおもちゃ見本市2019)京商(クリスマスおもちゃ見本市2019)

さらに今年は「ロングセラーの最新版おもちゃ」が見逃せないという。このテーマでは、「仮面ライダーゼロワン」の変身ベルト(バンダイ)、オーバーヘッドシュートが可能になった「サッカー盤」(エポック社)などがある。女の子向けでは「変身&バトル」、「おしゃれにデコ&カスタマイズ」などが注意したいテーマだ。

去年はどうだった? いくらだった?

トイコー(クリスマスおもちゃ見本市2019)トイコー(クリスマスおもちゃ見本市2019)

バンダイ「こどもアンケート」によると、昨2018年の、親から子どもへのクリスマスプレゼントの平均予算は7624円だった。前年と比べて653円増加し、3年連続の増加となった。価格帯のボリュームゾーンは5000円以上~6000円未満が最も多く36.8%、次いで3000円以上~4000円未満の17.0%とだった。前年と比べると、5000円以上~6000円未満の価格帯がやや減少し、1万円以上~1万5000円未満、2万円以上の高価格帯が微増した。

親から子どもに買ってあげたいクリスマスプレゼントの品目は、男子が1位:車玩具、2位:ゲームソフト、3位:電車玩具、女子が1位:ぬいぐるみ・人形・フィギュア、2位:絵本・本・図鑑、3位:衣装・衣装雑貨だった。

トイコー(クリスマスおもちゃ見本市2019)トイコー(クリスマスおもちゃ見本市2019)

今年の夏休み商戦でよく売れたものとしては、「WHO are YOU?」(セガトイズ)といった女児向けサプライズトイがあげられる。男児向けでは「仮面ライダージオウ」(バンダイ)、「ゾイドワイルド」(タカラトミー)といったテレビキャラクター商品が人気だった。

2018年度の日本国内の玩具市場規模は8398億円で、少子化が言われる中で2014年度から5年連続で8000億円を超え、好調を維持している。
あおり運転に備えたドライブレコーダーに不具合!? 記憶媒体のSDカードは過酷な環境で…

トイコー(クリスマスおもちゃ見本市2019)トイコー(クリスマスおもちゃ見本市2019)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. 走行距離10万kmは通過点! 42.195万kmをめざせ
  7. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  8. スライドドア&大型リアゲート搭載の 「ロビンソンAI」、九州キャンピングカーショーに登場予定
  9. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  10. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
ランキングをもっと見る