茨城県ひたちなか市の勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶひたちなか海浜鉄道は10月1日、日工前駅を「工機前」に改称する。
日工前駅は、前身である茨城交通湊線時代の1962年4月に開業。当初は最寄りの日立工機の従業員を対象にした専用駅として営業されていたが、1998年12月には一般の駅に昇格していた。
日立工機は、1948年12月に設立された日立グループの電動工具メーカーだったが、2017年3月にグループから離脱し、米投資会社の傘下に入ったことから、2018年6月に社名が「工機ホールディングス」に変更されていた。
これを受けて、ひたちなか海浜鉄道と協議し、電動工具の日とされている10月1日に改称する運びとなり、10月6日12時30分~15時30分には駅名変更イベントが開催される。
「工機前」の駅名標イメージ。電動工具をモチーフにした文字がおもしろい。