J.D.パワージャパンは、「2019年日本自動車商品魅力度」調査の結果を発表した。
調査は新車購入後2~9カ月のユーザーを対象に、所有する自動車の性能やデザインといった商品魅力について10分野177項目について聴取した。商品魅力度に関するユーザーの評価を明らかにする調査で今回が9回目。
調査結果によると電気自動車(EV)の燃費カテゴリー評価は644ポイントで、EVが初めて業界平均(636ポイント)を上回った。
燃費の評価は「一回の給油(満タン)/フル充電で走れる距離」と「燃費」の二つの詳細項目で測定しており、EVは「一回の給油(満タン)/フル充電で走れる距離」の評価は依然として業界平均を下回ったものの、「燃費」の評価が業界平均を大きく上回った。
マツダCX-3平均スコアは645ポイントで、前年比7ポイントアップした。前年もランキング対象だった58モデル中、37モデルで前年よりスコアが改善した。カテゴリー別の評価も6~9ポイント上昇しており、全体的に評価が上がっている。
セグメント別では、ミニバンセグメントのLスコアが658ポイント、同14ポイントアップで、他のセグメントよりも改善幅が大きかった。前年もランキング対象だったミニバンは、10モデル中、9モデルで前年よりスコアが上がった。
VWゴルフブランド別ランキング1位は、総合でトップとなったのはレクサスで733ポイントだった。2位がBMW、3位がボルボ、4位がメルセデスベンツ、5位がアウディだった。量販ブランドではフォルクスワーゲンがトップで704ポイントを獲得した。
セグメント別ランキング1位は、軽自動車がホンダ『N-BOX』、コンパクトがマツダ『CX-3』、ミッドサイズはフォルクスワーゲン『ゴルフ』、ミニバンがトヨタ『アルファード』だった。
トヨタ・アルファードアウディ、BMW、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲンのドイツ4ブランドの総合APEALスコアは、前年比14~21ポイントアップ。業界平均の改善幅7ポイントアップを上回っており、ドイツブランドの商品魅力度が業界平均以上に進んだ。
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