国土交通省は、地域が抱える様々な交通課題解決と地域での脱炭素型モビリティの導入を同時に進められるグリーンスローモビリティの推進に向けて11月1日にシンポジウムを福岡市で開催する。
国土交通省では、環境への負荷が少なく、狭い路地も通行可能で、高齢者の足の確保や観光客の周遊に資する新たなモビリティとして期待されているグリーンスローモビリティを支援している。シンポジウムはグリーンスローモビリティへの理解を深めてもらうために開催する。
大分大学経済学部の大井教授が「地域を創る・育てる『おでかけ』づくりのこれからとは」、国土交通省総合政策局環境政策課の多田課長補佐が「グリーンスローモビリティのポイントと普及に向けた政策の方向性について」と題してそれぞれ基調講演を行う。地域でのグリーンスローモビリティ活用事例を紹介するほか、「グリーンスローモビリティの導入で変わる地域の未来」をテーマにパネルディスカッションを実施する。
当日は車両(ゴルフカート)を展示する。