ランボルギーニは、初の4ドア・グランドツアラーを、2025年にも発売する可能性があることがわかった。
同社は2008年パリモーターショーにて、初の4ドアセダン『エストーケ(エストック)コンセプト』を発表している。当時は5.2リットルV型10気筒の内燃機関エンジンを搭載し発売を目指していたが、大きなシフトチェンジをするとともに、発売が遅れることになりそうだ。実現すれば、『ウラカン』『アヴェンタドール』『ウルス』に続くブランド第四弾となる。
英Autocarの調べによると、この新型GT(グランドツアラー)はポルシェ タイカンから「J1」プラットフォームを流用した2+2レイアウトが予想されるという。また、バッテリー技術の進歩を考慮すれば350マイル(563km)以上の航続距離が想定されるという。
ランボルギーニR&Dモータースポーツ責任者、マウリツィオ・レジャーニ氏は、0-100km/h加速は3秒以内であること、スタイリングはスーパーカーではなく、ウルスをより成熟させたデザインであり、「エストック」にインスパイアされることを示唆しているという。
ランボルギーニ エストーケ コンセプト(参考画像)欧州ハイブランドから高級クロスオーバーSUVが出揃った後、主役はEVサルーンとなりそうだ。