BMW 2シリーズ グランクーペ に頂点、「M235i」…2.0ターボは306馬力

0~100km/h加速4.9 秒

BMWパフォーマンスコントロール

スポーティな専用外装

BMW 2シリーズ・グランクーペ の M235i xDrive
BMW 2シリーズ・グランクーペ の M235i xDrive全 23 枚

BMWは10月16日、『2シリーズグランクーペ』(BMW 2 Series Gran Coupe)に最強グレードとして、「M235i xDrive」を設定すると発表した。

0~100km/h加速4.9 秒

2シリーズグランクーペには、トップグレードとして、M235i xDriveグレードをラインナップする。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、BMWのツインパワーターボ技術を導入した。強化クランクドライブ、新設計のピストンとコンロッド、大容量ターボチャージャー、最適化された燃料噴射弁などにより、最大出力306hp/5000~6250rpm、最大トルク45.9kgm/1750~4500rpmを獲得する。

トランスミッションは8速「ステップトロニック」、駆動方式は4WDの「xDrive」だ。M235i xDriveグレードは、ローンチコントロールとトルセンLSDが装備されており、0~100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを発揮する。環境性能については、欧州複合モード燃費14.9km/リットル、CO2排出量153g/kmと公表されている。

BMWパフォーマンスコントロール

ヨーモーメントを配分する「BMWパフォーマンスコントロール」を標準装備した。さらに、「ダイナミックブレーキインターベンション」により、敏捷性を高めた。ボディのねじり剛性は、ボディ後端に「ブーメランストラット」を採用して、引き上げている。ストラットタワーバーに加えて、フロントアクスルサブフレームとトンネルエリアのブレースエレメント、強化スタビライザーも採用された。BMW 2シリーズ・グランクーペ の M235i xDriveBMW 2シリーズ・グランクーペ の M235i xDrive

標準装備されるMスポーツサスペンションは、車高が10mmダウンする。BMWによると、非常にダイナミックなハンドリング特性を備えているという。MスポーツステアリングとMスポーツブレーキも採用される。タイヤサイズは、フロント、リアともに225/40R18だ。

タイヤスリップ・コントロール・システムの「ARB」が搭載されている。ARBは、エンジンコントロールユニットで直接スリップ状況を感知し、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を経由することなく、従来のおよそ3倍の速さでその信号を直接エンジンに伝達する機能だ。M235i xDriveグレードは、通常走行ではFFを基本にしているが、前輪駆動車特有のコーナリング時に車両が外側に膨らんでしまう現象(アンダーステア)を大幅に抑制し、より俊敏な走りを実現するという。BMW 2シリーズ・グランクーペ の M235i xDriveBMW 2シリーズ・グランクーペ の M235i xDrive

また、4WDのxDriveシステムは、アクセルペダルの踏み込み量、エンジントルク、速度、操舵角に応じて、前輪と後輪の間の駆動トルクの配分を自動的に変化させる。アルミ製のエンジンフードを採用した最新世代の直列4気筒エンジンと、高張力鋼とアルミニウムを効果的に組み合わせた骨格により、ボディ剛性を確保しながら軽量化を追求している。

スポーティな専用外装

M235i xDriveグレードのエクステリアは、レーシングカーをモチーフにした3Dメッシュデザインのキドニーグリルを装着した。このキドニーグリルやエアインテークトリム、ドアミラーカバーは、セリウムグレー仕上げとなる。ボディ同色のBMW Mリアスポイラーや、ツインテールパイプなどを専用装備する。バンパーも専用デザインとなり、リアバンパーはハイグロスブラック仕上げのディフューザーを採用した。インテリアは、アルミトリムがアクセントになる。最新のデジタルコクピットも採用されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  4. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  5. 空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
  6. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  7. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  8. スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
  9. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  10. ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から
ランキングをもっと見る