ZFの電動車専用ブレーキパッド、イノベーション賞を受賞…EVとハイブリッドの9割以上に対応

ZF傘下のTRWの電動車専用ブレーキパッド「TRWエレクトリックブルー」
ZF傘下のTRWの電動車専用ブレーキパッド「TRWエレクトリックブルー」全 1 枚

ZFは10月16日、フランスで開催中の国際見本市「Equip Auto」において、傘下のTRWのEVおよびハイブリッド車向けブレーキパッドが、イノベーション賞を受賞した、と発表した。

Equip Autoのイノベーション賞は、自動車アフターマーケットの新しい技術にスポットを当てて、最も革新的なコンセプトや製品、サービスを選出するものだ。

ZF傘下のTRWの電動車向けブレーキパッドが、「TRWエレクトリックブルー」だ。日産『リーフ』やテスラのEVをはじめ、トヨタ『プリウス』などのハイブリッド車に対応している。EVとハイブリッド車専用のブレーキパッドは、世界初という。

TRWエレクトリックブルーは2018年9月、ZFアフターマーケットが発売した。ブレーキ時の騒音や振動、ブレーキダストを大幅に低減しているのが特長だ。対応車種を順次拡大しており、現在では欧州のハイブリッド車の92%、EVの97%にTRWエレクトリックブルーを装着することができる。

なお、TRWエレクトリックブルーは、「部品、車両機器、スペアパーツ」部門で、イノベーション賞を受賞している。

《森脇稔》

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