JR東日本仙台支社は10月25日、磐越西線郡山~会津若松間の一部列車に指定席着席サービスを導入すると発表した。
これは3月にJR東日本と福島県、会津若松市の3者が「会津若松駅前広場の整備等を起点とした会津地域の観光振興等に関する包括連携協定」を締結したことを受けての取組みで、2020年春頃に導入。1両のおよそ半分にリクライニングシート14席を設置する。
かつて磐越西線郡山~会津若松間では、『あいづ』『ビバあいづ』といった特急に指定席が連結されていたほか、快速『ばんだい』に半室のグリーン車も連結されていたが、定期列車がE721系近郊型交流電車に統一されている現在は、全車自由席の快速と普通列車が運行されるだけとなっている。