アイシン精機は10月31日、2019年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。中国でのAT販売不振による減収などにより、営業利益はほぼ半減となった。
売上収益は中国市場を中心としたAT販売台数の減少等により、前年同期比4.0%減の1兆9137億円となった。営業利益は、減収や先行投資にかかる償却費の増加などにより、同56.6%減の534億円。税引前利益は同2.8%減の544億円、純利益は同52.9%減の303億円だった。
今期の業績見通しについては、前回予想よりAT販売台数が落ち込むことに加え、一過性の事業処理費用の計上を見込んだことなどにより、下方修正。売上高3兆8400億円(前回予測比-1300億円)、営業利益750億円(同-850億円)、税引前利益780億円(同-890億円)、当期利益400億円(同-460億円)とした。