スズキ、営業益4割減…完成検査関連費用やインド市場低迷など影響 2019年4-9月期決算

スズキ本社(参考画像)
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スズキは11月5日、2019年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。国内での検査体制再構築による減産に加え、インド四輪市場低迷による販売減少の影響により、減収減益となった。

売上高は前年同期比9.0%減の1兆7554億円。営業利益は同40.2%減の799億円、経常利益は同40.0%減の928億円、純利益は同41.8%減の569億円だった。

四輪車事業は、国内での検査体制再構築による減産の影響に加え、インド、パキスタンでの販売減少や為替円高の影響により、売上高は同10.2%減の1兆5814億円。営業利益は売上減少に加え、為替円高、諸経費等増加により同42.8%減の1061億円だった。

二輪事業は、インドでの販売増加等により売上高は同0.2%増の1265億円。営業利益は昨年9月より稼働を開始した浜松工場の減価償却費負担やインドネシアの損益悪化等により、同56.8%減の17億円だった。マリン事業他は、大型船外機「DF350A」の北米を中心とした販売貢献等により売上高は同13.6%増の475億円、営業利益は同20.2%増の108億円だった。

通期業績については、売上高3兆5000億円(前回予想比-4000億円)、営業利益2000億円(同-1300億円)、経常利益2200億円(同-1200億円)、純利益1400億円(同-600億円)に下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

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