ボッシュの二輪車向け先進運転支援、ドゥカティとKTMに初搭載へ…EICMA 2019

ボッシュの二輪車向け先進運転支援システム
ボッシュの二輪車向け先進運転支援システム全 3 枚

ボッシュ(Bosch)は11月5日、イタリアで開幕した「ミラノモーターサイクルショー2019」(EICMA 2019)において、二輪車向けの「アドバンスト ライダー アシスタンス システム」が、ドゥカティとKTMに初搭載されると発表した。

ボッシュのアドバンスト ライダー アシスタンス システムは、アダプティブ クルーズ コントロール(ACC)、衝突予知警報、死角検知の3つの機能を備え、二輪車ライダーの安全性と走行快適性を高めてくれる。

これらのシステムを支えているのは、レーダーセンサー、ブレーキシステム、エンジン制御システムとHMI(ヒューマンマシンインタフェース)を組み合わせた技術だ。レーダーが感覚器官として機能することで、車両の周囲の状況を正確に把握できるようになり、ライディングの楽しさを損なうことなく、走行時の安全性と快適性を高めるという。

なお、ボッシュのアドバンスト ライダー アシスタンス システムは、2020年から量産が開始される予定だ。二輪車メーカーのドゥカティとKTMに、初搭載される。

ボッシュの二輪車向け先進運転支援システムボッシュの二輪車向け先進運転支援システム

《森脇稔》

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