JR東日本のBRTで2回目の自動運転実験…前回よりも実運用に近い形に 11月25日から

自動運転の技術実証に使われる営業用車両と同型の「日野ブルーリボンシティ」。
自動運転の技術実証に使われる営業用車両と同型の「日野ブルーリボンシティ」。全 6 枚

JR東日本など10者は11月8日、JR東日本が運営しているバス高速輸送システム(BRT)の自動運転化へ向けた技術実証実験を行なうと発表した。

2018年12月から2019年3月にかけて行なわれた大船渡線BRTでの実験に続くもので、今回は宮城県登米市内の気仙沼線BRT柳津~陸前横山間4.8kmで11月25日から2020年2月14日まで実施される。

実際の営業用車と同じ「日野ブルーリボンシティ」を使用して行なわれ、JR東日本のほか、先進モビリティ、愛知製鋼、SBドライブ、京セラ、京セラコミュニケーションシステム、ジェイテクト、ソフトバンク、日本信号、日本電気の各社が参画。それぞれの役割分担により、車線維持制御や速度制御、トンネル内走行、障害物検知、交互通行、車内モニタリングなど、前回より実運用に近い形で実験。実験中は緊急時を考慮してドライバーが同乗する。

なお、この実験に伴ない、営業運行しているバスは11月25日から2020年2月24日まで柳津~陸前戸倉間が一般道経由に変更される。

実証実験走行区間で目指す速度イメージ。実験区間ではアクセルとブレーキの自動制御により最高60km/hでの走行を目指し、所定位置でスムーズに停車する実験が行なわれる。実証実験走行区間で目指す速度イメージ。実験区間ではアクセルとブレーキの自動制御により最高60km/hでの走行を目指し、所定位置でスムーズに停車する実験が行なわれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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