東武鉄道(東武)は11月29日、東武鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間で運行している『SL大樹』を、12月21日からC11形蒸気機関車207号機(C11 207)による単機牽引に変更すると発表した。
これは、上り勾配での速度維持やC11 207の負担軽減などに備えた補機として、進行方向最後部に連結しているDE10形ディーゼル機関車1099号機(DE10 1099)が定期検査に入るための措置で、2020年3月8日までの運行日に行なわれる。
なお、ディーゼル機関車を除く編成は、自動列車停止装置(ATS)を搭載する車掌車(ヨ8634またはヨ8709)と14系客車3両に変わりはない。DE10 1099は2020年3月14日に運行される『DL大樹』で復帰する予定。