零下40度でもスイスイ…メルセデスベンツの新型EVオフローダー「EQB」プロトを目撃

メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真
メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真全 23 枚

メルセデスベンツは、先日『GLA』新型をベースとすると見られるEV、『EQA』を近く公開すると発表したが、その兄貴分となる『EQB』の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

「EQ」は、電動モデルに特化した新ブランドで、第一弾が『EQC』としてデビューした。第二弾には『Vクラス』ベースの『EQV』をラインアップ、第三弾が「EQA」となる。

当初そのネーミングからも『Aクラス』ベースとみられていたが、プロトタイプのボディスタイルから『GLA』新型ベースの可能性が高い。そして第四弾となるのが、この「GLB」をベースとする「EQB」だ。

摂氏マイナス40度とも言われる厳冬のスカンジナビアに姿を見せた開発車両は、GLBから継承されるボクシーなスタイルが見てとれる。しかし閉ざされたラジエーターグリルやエキゾーストシステムを持たない改良されたリアディフューザーなど、ゼロエミッションの性質が反映されている。またヘッドライトが再設計されているようで、内燃機関モデルとの差別化が図られそうだ。

メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真

プラットフォームには、「EQA」と共有する「EVA II」アーキテクチャを採用、150kW(204ps)、200kW(272ps)、250kW(340ps)という3つのパワーがラインアップされる可能性がある。また1回の充電による航続距離は、最大310マイル(500km)と予想され、実用性も高いEVオフローダーとなりそうだ。

但し、バッテリーがフロアのスペースを占める割合が大きいため、GLBに設定される7人乗りオプションが設定されるかは微妙と言えそうだ。

メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真

プロトタイプの姿からも生産ラインに投入する準備が整っているように見えるが、2020年下半期以降までデビューする予定はないという。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真メルセデスベンツ EQB 開発車両 スクープ写真

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. スライドドア&大型リアゲート搭載の 「ロビンソンAI」、九州キャンピングカーショーに登場予定
  8. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  9. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  10. 走行距離10万kmは通過点! 42.195万kmをめざせ
ランキングをもっと見る