NEXCO東日本は、高速道路での逆走や車の運転に対する意識調査を、祖父母世代(65歳以上)/親世代(40・50代)/孫世代(18~24歳)の3世代で実施、その結果を発表した。
調査対象は、孫世代が自動車運転免許取得3年以内、もしくは教習所に通っている男女110名。祖父母世代/親世代は日常的に車を運転している男女100名/150名。
まず、祖父母世代へ車の安全運転について孫世代と会話する良いタイミングを聞いたところ、1位は「正月など家族が集まったとき」(32.0%)。以下、「交通安全などのニュースを見たとき」(19.0%)、「日常生活の中で頻繁に話している」(19.0%)、「孫が運転免許を取得できたとき」(15.0%)と続いた。
親世代と車の安全運転について会話する良いタイミングについても、1位「正月など家族が集まったとき」(35.5%)、2位「日常生活の中で頻繁に話している」(24.7%)、3位「交通安全などのニュースを見たとき」(21.5%)という結果に。祖父母世代にとっては、家族が集まるタイミングが運転について話せる重要な機会であることがわかった。
祖父母世代、車の安全運転について孫世代と会話する良いタイミングまた、多発する「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」を知っているかを聞いたところ、3世代ともに9割超(祖父母世代98%、親世代94.7%、孫世代92.7%)が知っていると回答。一方、この半年間で「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」について家族で話し合ったことがあるかとの質問にが、祖父母世代で54.3%、親世代で57.9%、孫世代で70.4%があると回答。認知はしているものの、家族での話し合いが低い傾向がある。
NEXCO東日本では、年末年始の家族が集まる機会に、運転や逆走について、話し合うよう呼びかけている。
「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」を知っているか