アウディ『TT』。その名はかつて参戦していたイギリスのマン島で開催される「Tourist Trophy Race」の頭文字から取り、1998年に初代が発売されて以来、同社のコンパクトピュアスポーツとして3世代に渡り進化を遂げた。TTは現行型が最終モデルとなり、後継は電化されたモデルに引き継がれるという。
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外観をよりスポーティに…誕生20周年記念モデルも
アウディジャパンは一部改良したTTシリーズを5月9日から順次販売を開始すると発表した。外観をよりスポーティにしたほか、エントリーモデルのエンジン排気量を1.8リットルから2リットルに変更したのが特徴。価格は479万‐799万円となっている。
アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は4月24日に都内で開いた発表会で「新型TTは、究極のデザインアイコンであるだけでなく、まさにピュアなスポーツのDNAを宿すモデル」とした上で、「アウディTTは今後もそのサクセスストーリーを続けていく」と強調した。
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FFモデルは17psアップの197psに
アウディジャパンは、コンパクトスポーツ『TT』シリーズを大幅改良し、「TTクーペ 40 TFSI」を5月9日より、「TTクーペ/TTロードスター 45 TFSI クワトロ」および高性能バージョン「TTSクーペ」を6月10日より発売する。
アウディ TTは1998年の初代登場以来、3世代に渡って進化を続けるコンパクトスポーツ。国内導入から20年が経過した今年、エクステリアデザインをよりスポーティに変更、FFエントリーモデルのTTクーペ 40 TFSIはエンジンパワーを強化、そして装備を充実するなど第3世代のTTシリーズに大幅なアップデートを加えた。
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TTシリーズ誕生20周年記念モデルを20台限定で導入
アウディジャパンは、コンパクトスポーツ『TT』シリーズの誕生20周年を記念した世界限定モデル「TT 20イヤーズ」を日本市場に導入、6月10日より20台限定で発売する。
1998年に誕生した初代TTは、円をモチーフに直線と組み合わせたシンプルかつ先進的なスタイリングで、当時の自動車デザインに衝撃を与えた。その後、TTシリーズは、3世代に渡って進化を続け、昨年誕生20周年を迎えた。
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現行型で廃止へ…後継車は電動スポーツカーに
アウディは5月23日、ドイツで開催した年次株主総会において、アウディ『TT』(Audi TT)を現行型で廃止し、数年後に、後継の電動モデルに置き換えると発表した。
初代アウディTTは、1998年に誕生した。コンセプトカーを忠実に再現した円をモチーフに、直線と組み合わせたシンプルで先進的なスタイリングは、当時の自動車デザインに大きな衝撃を与えた。そして、アウディTTシリーズは、3世代に渡って進化を続け、2018年に誕生20周年を迎えている。
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TTのオリジンはポルシェ!?…アウディジャパン、バウハウス100周年記念トークショー
アウディジャパンは「Audi TT 20 years presents ”bauhaus 100 japan Talk Live”」を去る7月29日に、東京都世田谷区の二子玉川ライズで開催。
デザイン評論家・武蔵野美術大学名誉教授でありバウハウス100周年委員会委員を務める柏木博氏と、SWdesign代表で元アウディデザインデザイナーの和田智氏が、ドイツの造形芸術学校バウハウスと日本導入20周年を迎えたアウディ『TT』をテーマに、デザインについて語った。
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【試乗】どこまでも走らせていたい、と思わせる…島崎七生人
今年フェイスリフトを受けたアウディTT
全長×全幅×全高=4200×1830×1370mm(S lineパッケージ装着車)。相変わらず程よくコンパクトなボディサイズは好感が持てる。