GSユアサは1月29日、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の生産能力を拡大すると発表した。
地球環境負荷低減の取り組みの1つとして自動車の電動化が進められているが、当面は環境性能と価格のバランスに優れたハイブリッド車が日系自動車メーカー各社を中心に欧州、北米、中国で増加すると予測されている。
これら、2021年以降に見込まれるハイブリッド車の需要拡大に対応するため、GSユアサはハイブリッド車用リチウムイオン電池の生産能力拡大を決定。ホンダとの共同出資会社であるブルーエナジー現工場の生産ライン強化に加え、同一工場敷地内にブルーエナジー第2工場を建設。2023年度までに現在の倍以上の生産能力に引き上げる計画だ。新工場は2022年度の稼働開始を目指す。