【トヨタ グランエース】全長5m超えのおもてなし用高級ワゴン[詳細画像]

全長5m超えのフルサイズ高級ワゴン

おもてなしを追求した車内空間

大きいボディだからこそ取り回し性能に注力

トヨタ グランエース G(4列8人乗り)
トヨタ グランエース G(4列8人乗り)全 36 枚

2019年12月16日に発売されたトヨタのフルサイズ高級ワゴン『グランエース』。海外仕様の『ハイエース』をベースとし、役員や賓客の送迎車などを想定して開発が行われた。

全長5m超えのフルサイズ高級ワゴン

トヨタ グランエース G(4列8人乗り)トヨタ グランエース G(4列8人乗り)
上記の通り海外版ハイエースをベースとして開発されたグランエースは、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmで、セミボンネットのパッケージ。ヘッドランプと一体となった金属調の加飾がなされた大型ラジエターグリルが、同社のミニバン『ヴェルファイア』や『アルファード』同様にフロントフェイスの大半を占める。クローム加飾のフレームを備えるプロジェクター式2眼LEDヘッドライトはヘッドランプに融合。LEDデイタイムランニングランプと共に高級車に相応しい先進性を象っている。トヨタ グランエース G(4列8人乗り)トヨタ グランエース G(4列8人乗り)

おもてなしを追求した車内空間

室内長3290mm×室内幅1735mm×室内高1290mmというサイズのグランエースには3列シートの6人乗り「プレミアム」と4列シートの8人乗り「G」という2タイプを設定。ゲストをもてなす上質でゆとりのある空間を意図したという内装には、随所に金属加飾や木目加飾が施され、高級感を醸し出す。プレミアムグレードには、2、3列目の4席にロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、温熱シート、木目加飾の格納テーブルなどを備えたエグゼクティブシートを採用。Gグレードは、2列目にエグゼクティブシート、3列目に手動シート調節のリクライニングキャプテンシート、4列目には6:4分割チップシートを採用。エンジン搭載位置を室内空間から隔離し、最適な遮音・吸音材の使用により、高級ワゴンに相応しい静粛性を実現したという。
トヨタ グランエース プレミアム(3列6人乗り)トヨタ グランエース プレミアム(3列6人乗り)
運転席には8ウェイパワーシート、助手席は4ウェイパワーシートが採用され、前後スライド・リクライニングができ、体格に合わせたシートポジションへの調節が可能。コックピットには、黒を基調としたインストルメントパネル。標準装備されたディスプレイオーディオは、スマートフォンと連携が可能。SmartDeviceLinkやApple CarPlay、Android Autoに対応し、地図アプリや音楽アプリなどをディスプレイ上で表示・操作可能。

大きいボディだからこそ取り回し性能に注力

グランエースは後輪駆動を採用。『ランドクルーザー プラド』にも搭載されている2.8リットル直噴ターボディーゼルエンジン「1GD」と6速ATという組み合わせで、低回転域でのトルクフルな走りを意図して開発された。WLTCモード燃費で、10.0km/リットル。大きい体躯を持ちながらも取り回しの良さに優れ、17インチタイヤ装着時で最小回転半径は5.6m。
トヨタ グランエース G(4列8人乗り)トヨタ グランエース G(4列8人乗り)
安全装備面でも、トヨタセーフティセンスを全車標準装備。昼夜を問わない歩行者検知、昼間の自転車運転者検知を行うプリクラッシュセーフティや車線逸脱抑制を行うレーンディパーチャーアラート、後退時の衝突被害軽減に寄与するパーキングサポートブレーキなどが搭載されている。

3列シート6人乗りのプレミアムが650万円、4列シート8人乗りのGが620万円という価格設定になっている。

《滑川寛》

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