京王グループの京王設備サービスでは、外観デザインに京王線5000系電車をイメージした、自律走行式ロボット床面洗浄機を導入、15日から京王線新宿駅構内で本格稼働させる。
ロボット床面洗浄機は、清掃エリア内の走行経路や速度のほか、洗浄水量やパッド圧などを事前に登録すると、自動で清掃できる。エリア内に歩行者や障害物があった場合はセンサーなどで認識し、その場で停止後に回避ルートを再設定して清掃を続ける。複数のセンサーを搭載し、自動走行中に、周囲にいる人に向けて音声案内やウィンカーなどで注意を喚起する。
自動走行は終電後から始発までの間に行ない、日中は清掃員の操作により運用される。ロボット床面洗浄機の導入により、少人数でも清掃回数を増やすことができる。
外観デザインは京王ライナーとして親しまれている5000系をモデルにし、自動走行時のメロディには京王ライナーの車内BGMやホーム進入時に流れるメロディーフォンを採用した。
京王5000系自律走行式ロボット床面洗浄機
●商品名:ロボット床面洗浄機EGrobo(イージーロボ)
●サイズ:W780×L1200×H1090mm
●メーカー:アマノ
●清掃場所:京王線新宿駅
1、2、3番線ホーム、改札階コンコース
終電後から始発までに各箇所の床面洗浄を週1回程度実施する予定
●導入台数:1台