【F1】レッドブル・ホンダの2020年型マシン「RB16」が発進

2020年型のレッドブル・ホンダ「RB16」が“発進”。
2020年型のレッドブル・ホンダ「RB16」が“発進”。全 12 枚

ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載してF1を戦う「Aston Martin Red Bull Racing」(通称レッドブル)が、2020年型マシン「RB16」を公開、シェイクダウンにあたる走行も実施した。

昨季2019年からホンダ製PUを搭載しているレッドブルは、メルセデス、フェラーリとともに当代御三家に数えられる強豪チーム。レッドブルとホンダは共闘初年度から良好なハーモニーを奏でたと言ってよく、ホンダにとって2015年からの第4期F1活動で初となる勝利を含む年間3勝をエースのマックス・フェルスタッペンが記録している。

昨季のドライバーズランキングではフェルスタッペンがメルセデス勢に次ぐ3位となり、フェラーリの2人を上回った。ただ、コンストラクターズランキングではレッドブルは3位で、トータルの印象的にも“3強の3番目”感があるだけに、レッドブル・ホンダとしての2シーズン目になる今季2020年はそこを抜け出し、レッドブルにとって2013年以来となるタイトル獲得を狙っていってほしいところだ。

ドライバーは昨季後半戦のコンビだったフェルスタッペン&アレクサンダー・アルボンがそのまま続投(フェルスタッペンは2016年途中から、アルボンは昨季途中から、それぞれチームに在籍)。そして彼らの駆る2020年型マシンが「RB16」である。2005年シーズンからF1に参戦しているレッドブル(RB)にとって16シーズン目(16番目)の主戦機ということで、某名門チームとは違いシンプルな車名となっている。

2020年型のレッドブル・ホンダ「RB16」が“発進”。2020年型のレッドブル・ホンダ「RB16」が“発進”。

オンライン上でRB16の“スタジオカット”を公開したレッドブルは、フィルミングデイと呼ばれる走行機会を使い、英国のシルバーストン・サーキットでいわゆるシェイクダウンに相当すると見られる走行を実施(現地12日の実施と思われる)。フェルスタッペンがステアリングを握って、今季型マシンを“発進”させている。

レッドブル・ホンダがタイトル戦線に絡んでいけるのかどうか、まずは19~21日と26~28日、2回のバルセロナ合同テストにおける他チームとの手合わせの状況が注目される。

2020年型のレッドブル・ホンダ「RB16」が“発進”。2020年型のレッドブル・ホンダ「RB16」が“発進”。

《遠藤俊幸》

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