水郡線の全線再開は2021年夏頃を目指す…西金-袋田間は7月上旬に再開へ 台風19号

被災直後の第六久慈川橋梁。被災前は4つの橋脚が支えるガーダー橋だった。
被災直後の第六久慈川橋梁。被災前は4つの橋脚が支えるガーダー橋だった。全 4 枚

JR東日本水戸支社は2月14日、2019年10月に東日本を襲った台風19号の影響により、水郡線内で運行見合せが続いている西金(さいがね)~常陸大子間について、2021年夏頃の再開を目指すことを明らかにした。

同区間では、袋田~常陸大子間に架かる第六久慈川橋梁が壊滅的な被害を受け、2019年11月からは崩落した橋桁や橋脚の撤去が進められていた。

その復旧に際しては、台風19号と同規模の河川増水が発生しても被災しないよう、2連のトラス橋化が計画されており、その工事におおむね1年半を要すると見込んでいる。

なお、西金~袋田間については、2020年7月上旬に先行して再開する予定としている。

復旧に際しては右のイメージパースのようにトラス橋化し、橋脚を1本とする工事が計画されている。復旧に際しては右のイメージパースのようにトラス橋化し、橋脚を1本とする工事が計画されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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