「電動バイク×フィンテック×IoT」 テラモーターズが新体制で事業を開始

テラモーターズ新体制役員メンバー、左から高橋成典CTO兼取締役、徳重徹会長、上田晃裕社長、中川耕輔COO兼取締役
テラモーターズ新体制役員メンバー、左から高橋成典CTO兼取締役、徳重徹会長、上田晃裕社長、中川耕輔COO兼取締役全 1 枚

テラモーターズは2月18日、新体制の発足と新事業「電動バイク×フィンテック×IoT」の開始を発表した。

テラモーターズは、創業者の徳重徹氏に加え、新たに同社EV(電動バイク)事業を牽引してきた上田晃裕氏を代表に迎え、徳重・上田の代表2名体制で事業拡大に取り組んでいく。また、開発・事業をリードしてきた高橋成典氏、中川耕輔氏も新たに役員として加わり、現場の状況を踏まえた迅速かつ効率的な意思決定ができる経営体制へと移行する。

また、2020年度からは、新たにIoT技術を活用した「電動バイク×フィンテック×IoT」事業を展開。アジア圏における「環境に優しい次世代の交通インフラの構築」を目指す。新事業では、自社が販売した電動バイクから収集した走行パターン、GPS位置情報、電池情報などのビッグデータを活用し、それらを使ったサービスを提供できるようなソフト開発を中心に行っていく。

現在、インドをはじめとするアジア諸国では、既存のガソリン車による渋滞や大気汚染が深刻化。インド政府は2025年までに150cc以下のすべての二輪車をガソリン駆動から電動駆動に、また2030年までには新車販売に占める電動車の割合を全体の3割まで引き上げることを目標としている。テラモーターズは日本の技術力を活かしたハード事業に加え、IoT技術を活用したサービス事業を展開し、アジア諸国の環境問題の改善に貢献していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  4. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  5. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  8. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  9. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  10. オールラウンドに使えるスポーツタイヤ「SPORTMAX Q5A」が登場!モータースポーツに超本気なダンロップに注目…東京モーターサイクルショー2024PR
ランキングをもっと見る