アルピーヌ A110 に「カラーエディション 2020」と「リネージ GT」…限定2モデルを発表[動画]

カラーエディション 2020は人気のイエローを再現

1.8リットルターボは最大出力292ps

リネージGTは内外装をエレガントに

アルピーヌ A110 カラーエディション2020
アルピーヌ A110 カラーエディション2020全 18 枚

ルノー傘下のアルピーヌは3月3日、アルピーヌ『A110』(Alpine A110)の限定車2モデルをフランス・パリで発表した。

カラーエディション 2020は人気のイエローを再現

「カラーエディション 2020」は、アルピーヌ A110に毎年、受注期間限定で設定される特別色の限定モデルだ。2020年モデルは、アルピーヌ『A110S』をベースに、「ジョン トゥルヌソル」と呼ばれるイエローのボディカラーを採用するなどした。

このイエローは、1960年~1970年代に人気があったアルピーヌのボディカラーを再現したものだ。アルピーヌのエンジニアは、現代の素材を使用して、このイエローを丹念に作り直した。

イエローボディは、A110Sのロゴやアルピーヌのモノグラム、18インチの「GT Race」アルミホイール、フロントLEDヘッドライトインサートなどのブラックの部分と、対照的な仕上がりとした。ブレーキキャリパーはアンスラサイト仕上げ。オプションでカーボンファイバー製ルーフが選択できる。アルピーヌ A110 カラーエディション2020アルピーヌ A110 カラーエディション2020

トリコロールバッジは、カーボンファイバーと黄色のエンブレムに置き換えられた。キャビンには、グレーのステッチとステアリングホイールのイエローの12時マーカーを採用する。センターコンソールには、限定車を示すシリアルナンバープレートが装着された。

1.8リットルターボは最大出力292ps

1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、さらなる高性能化を求めてチューニングし、ターボチャージャーのブースト圧は、より高いパフォーマンスを実現するために、0.4バールに引き上げた。その結果、最大出力はプラス40psの292ps/6400rpmを獲得する。最大トルクは32.6kgmと変わらないが、2000~6400rpmの幅広い領域で、発生し続ける特性とした。

トランスミッションはゲトラグ製の7速デュアルクラッチだ。動力性能は、0~100km/h加速を4.4秒で駆け抜け、最高速は260km/hに到達する。アルピーヌ A110 リネージ GTアルピーヌ A110 リネージ GT

リネージGTは内外装をエレガントに

アルピーヌ『A110 リネージ GT』は、アルピーヌ 『A110 リネージ』をベースに、内外装をエレガントに仕上げたモデルだ。新色1色を含む、3色のボディカラーが用意されており、世界限定400台を販売する。

A110 リネージ GTでは、内外装にオーダーメイドのスタイリング要素を取り入れ、洗練された調和のとれたデザインを目指した。ボディカラーには、新色のマーキュリーシルバーに加えて、ディープブラックとアビスブルーの3色が用意されている。

18インチダイヤモンドカットの「Serac」アルミホイールは、ペールゴールドで仕上げられた。半透明の白色LEDテールライトは、A110 リネージ GT の専用装備になる。アルピーヌ A110 カラーエディション2020アルピーヌ A110 カラーエディション2020

室内では、バックライト付きドアシルに、アルピーヌのエンブレムが添えられた。6方向に調節可能なサベルト製コンフォートシートは、アンバーレザーで仕上げられる。茶色のステッチや、ステアリングホイールの12時のマーカーに合わせて、光沢仕上げのカーボンファイバーが採用される。センターコンソールには、限定車を示すシリアルナンバープレートが配される。

A110 リネージ GTには、グランドツーリングキャラクターを強調するために、カスタムのラゲッジセットが付属する。シートと同じ色の革で仕上げられた3ピースのラゲッジセットによって、後部の収納コンパートメントのスペースをさらに効率的に利用できる。シートの間にも、新たな収納スペースが設けられた。

1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは最大出力は252ps、最大トルクは32.6kgmを引き出し、後輪を駆動する。トランスミッションは、ゲトラグ製の7速デュアルクラッチ。0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  3. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  6. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  7. 【クルマら部】クルマ愛クイズ!今回は「F1」から全4問!
  8. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  9. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  10. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
ランキングをもっと見る