セレンスとHERE、モビリティアシスタント開発で提携 豊富な地図データに自然対話でアクセス

セレンス(イメージ)
セレンス(イメージ)全 1 枚

自動車向けソフトウェア開発の米セレンスは、オランダのネット地図サービス会社HEREと提携し、高度なAIを搭載したモビリティアシスタント製品の提供を開始すると発表した。

両社は、HEREが提供する地図APIおよびPOI(Point of Interest)データに音声でアクセスする機能を搭載したモビリティアシスタントをアウディ、BMW、ダイムラーなど自動車メーカー各社に提供していく。

HEREの音声認識APIは、電気自動車(EV)向け充電スポット、ガソリンスタンド、駐車場、天気などに対応。自然な発話でEV充電スタンドを探したり、悪天候の場合に目的地近くにある屋根付き駐車場を見つけたりすることができる。

また、モビリティアシスタントはドライバーの好みや習慣などを学習をすることでパーソナライズ化。ドライバーの好みに合わせた文脈情報を提供することで、より適切で関連性のある位置情報データを提案できるようになる。例えば、ドライバーが軽油を提供する24時間営業のガソリンスタンドを頻繁に利用していることをシステムが学習すると、その好みに合った提案を行う。またHEREの3D地図が組み込まれているため、視線検知と音声認識を利用して車外のPOIとやり取りすることが可能になる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  4. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  5. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  8. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  9. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  10. ボルボカーズ、ディーゼル車の生産を終了…2030年にEVメーカーへ
ランキングをもっと見る