ヤマト運輸など、ダブル連結トラック8台を導入 運行路線を九州まで延伸

ダブル連結トラック
ダブル連結トラック全 4 枚

ヤマト運輸とヤマトボックスチャーター(YBC)、ヤマトマルチチャーター(YMC)は3月10日、ダブルレ連結トラックの「スーパーフルトレーラSF25」を8台導入したと発表した。現在運行している神奈川県~大阪府間の運行区間を同日から福岡県まで伸長する。

SF25は積載量が従来の大型トラックの2倍となり、1度に大量の荷物を輸送できる。トラックドライバーが不足気味の長距離輸送で、ドライバーを交替させることで、負担軽減が図れ、車両台数の削減によるCO2排出量低減にも貢献する。

現在運行している厚木ゲートウェイから関西ゲートウェイの運行区間に加え、YBCとYMCが所有するトラクタとヤマト運輸が所有するトレーラを連結した8台を使って厚木ゲートウェイから福岡ベースまでの区間を幹線輸送する。

具体的には18時にトラクタとトレーラーを連結して福岡ベース(または厚木ゲートウェイ)を出発する。4時に関西ゲートウェイでドライバーが交代して輸送、13時に厚木ゲートウェイ(または福岡ベース)に到着する。

ダブル連結トラックダブル連結トラック

ヤマト運輸では、新たにSF25で運行開始する神奈川~福岡の路線で、他事業者との共同輸送も今後検討するほか。東北エリアへの輸送での活用に向けて取り組む。

ヤマト運輸は2017年9月からダブル連結トラックを導入し、2019年3月には西濃運輸、日本通運、日本郵便、ヤマト運輸の4社が関東(神奈川県)~関西(大阪府)区間でダブル連結トラックの共同運行を開始している。2019年8月に国土交通省のダブル連結トラックの対象路線拡充を決定したことから今回、運行区間を九州まで伸長し、関東(神奈川県)と九州(福岡県)間における長距離運行を実現する。

ダブル連結トラックダブル連結トラック

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  3. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  4. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  5. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  8. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  9. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  10. ヤマハ伝統の“白×赤”カラーがついに登場!ネオレトロバイク『XSR900』2024年モデル
ランキングをもっと見る