スバルのCセグメントコンパクト『インプレッサ』。5代目となる今回は、スバルの次世代プラットフォームを導入し、安全運転支援システムや歩行者用エアバッグを全車に標準装備した。
2019年のツーリングアシスト等の総合安全性を高めた大幅改良。2020年の改良では、インプレッサスポーツに電動技術「e-BOXER」をラインナップに加え、最上級グレード「STIスポーツ」が新設定された。
目次
次世代モデル群の第一弾
富士重工業(スバル)は13日、新型『インプレッサ』を発表し、25日から順次発売する。次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」をはじめとした新技術を投入、「総合安全性能」と「動的質感・静的質感」の向上をめざした。
第5世代の新型インプレッサは、富士重工の中期ビジョン「際立とう2020」において次世代モデル群の第一弾として位置付けられる戦略車種だ。新型インプレッサは、「安心と楽しさを改革的に進化させた。スバルをモデルチェンジさせた」と富士重の吉永泰之代表取締役社長 は謳う。
次世代モデル群の第一弾 画像
吉永社長「お手頃でアイサイトが買える」…全車標準化
富士重工業は全面改良した『インプレッサ』を10月25日から順次販売を開始すると発表した。プラットフォームを一新して安全、走行性能を向上したほか、安全運転支援システムのアイサイトおよび歩行者保護エアバッグを全車に標準装備したのが特徴。
価格は178万~240万円(消費税抜き)となっている。富士重の吉永泰之社長は「スターティングプライスは確かに上がっているが、お手頃にアイサイトが付いた車を買えることを狙った」と価格設定に自信を示している。
吉永社長「お手頃でアイサイトが買える」…全車標準化 画像
ボディサイズアップも最大幅、最小回転半径は不変
富士重工業は全面改良した『インプレッサ』を10月25日から順次販売を開始すると発表した。プラットフォームを一新して安全、走行性能を向上したほか、ボディサイズも先代に比べてひと回り大きくなった。
新型のボディサイズは先代に比べて全長で40mm、全幅35mm、ホイールベースは25mmそれぞれ拡大したが、開発責任者を務めるスバル商品企画本部の阿部一博プロジェクトゼネラルマネージャーは「すれ違いざまの実際の接触点である左右のドアミラーからドアミラーまでの幅、最小回転半径は先代と全く同じで、街中での扱いやすさ、取り回し性は一切犠牲にしていない」と強調する。
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大幅改良モデル発売へ アイサイトツーリングアシスト標準装備
SUBARU(スバル)は、『インプレッサ』大幅改良モデルを発表、11月15日より販売を開始する。
2016年10月に発表した第5世代インプレッサは、次世代「スバル グローバル プラットフォーム」や、国産初となる歩行者保護エアバッグなどの新技術を採用。「総合安全性能」と「動的質感・静的質感」の大幅向上を実現した。
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改良新型、正常進化を遂げたスバルの顔[詳細画像]
スバルのハッチバック『インプレッサ スポーツ』、セダン『インプレッサ G4』がビッグマイナーチェンジを経て発売。今回は、エクステリアやサスペンション、総合安全性能を改良。
5世代目となる現行スバル・インプレッサは、新世代プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム」や国産初の歩行者保護エアバッグなどを採用したモデル。パワーユニットには、1.6リットルと2.0リットル直噴エンジンを設定。
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【試乗】誰もが感じられる素直さという基本性能…飯田裕子
2016年の秋に登場した5代目『インプレッサ』が大幅改良を行った。その主な内容はデザインの変更と質感の向上にサスペンション改良。そしてアイサイト・ツーリングアシストの全車標準装備だ。
スバルは「誰もが扱いやすく愉しめるクルマ」を目指しこの5代目を開発。これまでも安全/運転支援技術の改良や装備拡充を図ってきたが、今回の大幅改良では改めて前述のコンセプトを際立たせ、進化させている。今回はやはりデザインとドライブフィールの洗練ぶりがインプレッサの魅力を強めていることは間違いない。
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スバル インプレッサ 新型(2.0i-S Eye Sight)
【試乗】コスパだけは絶対にライバルに負けない…中村孝仁
昨年秋口にスバルは『インプレッサ』のマイナーチェンジを断行した。と言っても街行くクルマを見て「あっ!ニューモデル」なんて言える人は現行車のユーザーか一握りのマニアくらいなもの。
まあ、正直言って外観でも内装でもさらに走りでも、ほとんど区別が付かないレベルの変更である。しかし、これはある意味でライバルと比較する上でとてもよい機会でもあった。何故なら今、日本のCセグメントハッチバック市場は大きく様変わりしている。
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【インプレッサ&XV 試乗】低重心のインプレッサが備える魅力を再確認…渡辺陽一郎
スバルは車種数の少ないメーカーだから、不人気車が生じると国内販売も揺らぎかねない。そこで改良を頻繁に行う。エンジンを水平対向4気筒に限り、プラットフォームの種類を抑えたことも、頻繁に改良しやすい理由だ。現行『インプレッサ』は2016年、『XV』は2017年に発売されたが、両車ともほぼ毎年進化している。
【インプレッサ&XV 試乗】低重心のインプレッサが備える魅力を再確認…渡辺陽一郎 画像
改良新型発売…e-BOXER搭載モデルとSTIスポーツを追加
SUBARU(スバル)は、『インプレッサスポーツ』を一部改良し、10月8日より販売を開始する。
今回の改良では、インプレッサスポーツ(5ドア)に、電動技術「e-BOXER」を搭載した「アドバンス」「2.0e-Lアイサイト」を追加。さらにSTIのチューニングによって上質な乗り心地を実現した最上級グレード「STIスポーツ」を新たに設定した。