BMWグループ(BMW Group)は12日、2021年から、現行のパワートレインのバリエーションの最大50%を、順次廃止すると発表した。
BMWグループの今回の発表は、電動化を加速させるのが狙いだ。同社は2021年末までに、EVまたはプラグインハイブリッド車(PHV)を100万台以上、販売する計画。その過程で、BMWグループは新型EVを5車種、市場に投入する。
具体的には2020年内に、フルEVとしてBMW『iX3』を発売する。2021年には、新型EVのBMW 『iNEXT』や『i4』を投入していく。これらすべてに、BMWグループの第5世代の電動パワートレイン技術が搭載される。
BMWグループは2023年までに、25の電動車両を発売するという目標を掲げている。25車種のうち、半分以上はフルEVとなる予定だ。残りは、PHVやハイブリッド車になる。
BMW iNEXT の開発プロトタイプ