サンディスクから最強レベルの「高耐久マイクロSDカード」登場

サンディスクMAX ENDURANCE高耐久マイクロSDカード/256GB
サンディスクMAX ENDURANCE高耐久マイクロSDカード/256GB全 4 枚

ウェスタンデジタルは、フルHD動画で最大120,000時間の連続録画が可能な「サンディスクMAX ENDURANCE高耐久マイクロSDカード」を、3月20日に発売する。長時間連続録画を可能にする高い耐久性を備えたことで、ドライブレコーダーにも最適な仕様とした。

車両の前方や周囲を記録し続けるドライブレコーダーは急速な普及を遂げた。しかし、利用者が増える一方で予想外のアクシデントに遭遇する人も少なくない。特に多いのが記録されていると思っていたのに、それが出来ていなかったというものだ。その原因はいくつか考えられるが、意外に多いのが記録メディアであるマイクロSDカードの不良から来るものだ。

ご存知のようにドライブレコーダーでは記録と上書きが絶えず繰り返される。その可能な書き換え回数は1000回とも1万回とも言われるが、ドライブレコーダーでこの回数はそれほど余裕のあるものとは言えない。ドライブレコーダーが付属することが多い16GBの容量だと大体2~4時間の記録が可能で、単純に計算すれば2000時間以上の利用ができることになるが、実際はここまで持たずに記録できないことが多発しているのだ。

その理由は繰り返し書き換えを行うことで、マイクロSDカード自身が熱暴走を起こすことが考えられ、あるいは夏場の灼熱にさらさされることでカードに悪影響を及ぼすことも想定されるのだ。また、ドライブレコーダー内に長期間収まっていることで接点不良を起こすこともある。こうした状況を未然に防ぐには普段からの記録が正常にされているかをチェックするか、あるいは定期的にフォーマットをかけることが重要なのだが、何よりもこうしたトラブルを未然に防ぐために誕生したのが「高耐久マイクロSDカード」なのだ。

ドライブレコーダーで使うSDカードは高い耐久性が重要なポイントドライブレコーダーで使うSDカードは高い耐久性が重要なポイント

実はこうしたタイプはこれまでも各社から数多く登場している。今回、新たに登場した「サンディスクMAX ENDURANCE高耐久マイクロSDカード」は、その頂点を極めるべく最強レベルの耐久性を備えたことが最大の特徴となる。そのスペックは最大で12万時間(256GB/128GB:60,000時間、64GB:30,000時間、32GB:15,000時間)にも及ぶ録画時間に耐えられるというものだ。しかも耐温度、防水、耐衝撃、さらに耐X線など過酷な条件にさらされても記録をし続けることができる。15年長期保証(256GB)も付くことも見逃せない。

記録に関するスペックも高く、大量のフルHDや4K動画映像の記録・保存に対応し、読み取り速度は最大100MB/秒というハイスペック仕様だ。ただ、これだけの高耐久性を確保しただけに、一般的なマイクロSDカードに比べれば価格はかなり高めだ。しかし、いざという時に記録ができていないことのリスクを少しでも下げたいと思うなら、この高耐久マイクロSDカードを使う価値は十分あると言っていいだろう。
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定期的に初期化するなど、記録メディアのメンテナンスも重要だ定期的に初期化するなど、記録メディアのメンテナンスも重要だ

《会田肇》

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