ホンダ ハンターカブ 6月26日発売決定、価格は44万円

ホンダ CT125・ハンターカブ
ホンダ CT125・ハンターカブ全 23 枚

ホンダは昨年の東京モーターショーで世界初公開した新型レジャーバイク『CT125・ハンターカブ』を6月26日に発売すると発表した。

CT125・ハンターカブは、『スーパーカブ』シリーズの魅力である普段使いの気軽さに加えて、郊外へのツーリングやキャンプなどさまざまなアウトドアレジャーへの移動手段として、楽しみをより一層拡げる機能性を備えたモデルだ。

車体は、スーパーカブC125のフレームをベースにリアフレームを延長。ヘッドパイプまわりの補強やピボットプレートの追加などにより、市街地から林道トレッキングまで幅広い走行状況を想定した剛性バランスの最適化を図っている。また一般的なモーターサイクルと同形状のトップブリッジと110mmストロークのテレスコピック式フロントフォークに、アップハンドルを採用し、見晴らしの良いアップライトなライディングポジションを実現。不整地などの走行状況を想定し、アップマフラーやアンダーガードを採用するなど、165mmの最低地上高を確保している。

足回りは、前後ディスクブレーキを採用するとともに、フロントのみ作動する1チャンネルABSを装備。制動時の安心感をさらに高めている。前後ホイールには、足まわりを引き締めるマットグレー塗装仕上げのスチールリムにステンレススポークを採用している。

ホンダ CT125・ハンターカブ(マットフレスコブラウン)ホンダ CT125・ハンターカブ(マットフレスコブラウン)

エンジンは左手によるクラッチ操作不要の自動遠心クラッチを採用した、空冷4ストロークOHC単気筒124ccを搭載する。ハイマウント吸気ダクト採用のエアクリーナーとアップマフラーによる専用の吸排気システムを採用。市街地での頻繁な発進停止や荷物積載時の登坂路走行から、ツーリングやトレッキングにおけるゆったりとした巡航時など、低中速域での力強さを重視した出力特性としている。

スタイリングは、スーパーカブシリーズのアウトドアレジャー向け派生モデルに共通した機能的でタフなイメージと、現代の生活スタイルとの調和を図った独自の存在感を主張するデザインを採用する。カラーリングは、市街地からアウトドアまで幅広い環境に調和するグローイングレッドとマットフレスコブラウンの全2色を設定。エンブレムには歴史あるホンダ二輪プロダクトブランドであることを象徴する、オールドタイプのウイングマークを採用している。

ホンダ CT125・ハンターカブ(グローイングレッド)ホンダ CT125・ハンターカブ(グローイングレッド)

また、シンプルなデザインとした灯火類はすべてLED化。タンク容量は5.3リットルで長距離ツーリングなどでの安心感を高めている。そのほか、大型リアキャリアをや2人乗りに対応するピリオンステップ、エンジン始動が簡単なセルフ式スターターに加え、キック式スターターも装備している。

価格は44万円。

ホンダ CT125・ハンターカブ(グローイングレッド)ホンダ CT125・ハンターカブ(グローイングレッド)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
ランキングをもっと見る