[プロショップ訪問]的確な取り付けと音創り、幅広いユーザーに…サウンドステージ

【プロショップ探訪記】サウンドステージ(香川県)は幅広いユーザーに向けてベストなモノ提案を推奨。そして的確な取り付けと音創りで応えてくれる。
【プロショップ探訪記】サウンドステージ(香川県)は幅広いユーザーに向けてベストなモノ提案を推奨。そして的確な取り付けと音創りで応えてくれる。全 8 枚

高松市内から松山方面に向かって約15~20分。サウンドステージ(香川県高松市国分寺国分寺町新居1258-1)は国道11号、国分寺総合センター前・交差点、南へ下りてスグのところに赤文字の大きな看板を発見。

サウンドステージはカーオーディオはもちろん、足回り、ドレスアップ、新車、中古車の販売と手広く展開する専門ショップ。駐車スペースも広く、店舗の奥には3台の車両が入る大型ビットと製作ルームを完備。代表を務める藤川幸徳(ふじかわゆきのり)さんは、2009年の2月同地でサウンドステージを設立。創業から11年、インストーラーを務める向山忠義(さきやまただよし)さんと2人で頑張っている。藤川さんとカーオーディオとの関わりは長く30数年になるという。毎年開催されている「オーサウンドフェス」イベントを牽引、優勝車、上位入賞車を数多く手がけてきた。今年はコロナの影響で中止となって残念だが、次の開催時にユーザーカーを聴いてみたいと思っている。

さて近年の販売動向をインストーラーの向山さんに訊いてみた。周りは住宅地ということもあって一般車から軽カーにお乗りのお客さんが訪れ、老若男女関係なく国産車の比率が高いそうだ。たとえば2DINのスペースがあるならクルマなら、カロッツェリア・AVIC-CQ910-DC[9型]、AVIC-CL910-DC[8型]がお勧めという。ハイファイサウンドが十分に堪能できるほか「オンライン化」機能を実装。大容量ネットワークを活用して映像などがオンデマンドで楽しめる。上記の2モデルは走行中でも安定したデータ通信が可能なドコモの車内向けインターネットサービスdocomo in Car Connectがネットワーク経由で利用可能だ。サイバーナビならではの初年度無料、2年目からは定額使い放題、通信量の多い音楽、オンラインゲームでさえもクルマの中で思い存分愉しむことができる。そのほか音楽ファンにとっても嬉しい「ハイレゾ音源」をネイティブに再生できるもの同モデルの大きな特徴となっている。

ナビ以外では、スピーカーの交換でのサウンドアップを推奨。国産メーカーならダイヤトーン、カロッツェリア、ビーウィズ。インポートではディナウディオ、モレル、DLS、フォーカルなどの欧州系ブランドに人気が集まるが、米国系のブランドまで多数取り扱う。DSP(デジタルシグナルプロセッサー)の調整も同店ならではの技量を持って応えてくれる。アクティブな調整機能を緻密に設定してくれるのだ。現状、スピーカーユニットのロケーションと構成(2ウェイまたは3ウェイ)+サブウーファーなど、各周波数ポイント/スロープ/タイムアライメント/レベルの最適化。これらは搭載システムによっても調整が異なる。また時としてユーザーの好みもあるだろう。たとえばシャープに定位を出したいというユーザーの要望もあれば定位をあまり気にせず、できるだけ自然な広がりで纏める、という音創りも可能である。音調に対してのニュアンス(音の捉え方)には個人差があるだろう。高域から低域までフラットを求める人もいればラウドネス(高低)を意識したサウンドを好むユーザーにも対応してくれる。音創りについては藤川さんと向山さんがお客さんと向き合ってしっかりと対応、調整を行ってくれるので心配無用である。20年に及ぶコンテスト(オートサウンドフェス)で学んだ成果がここに活かされている。

店内でも1台分の作業スペースが設けられている店内でも1台分の作業スペースが設けられている

 シンプルなセットからカスタム、そして音質にこだわるハイエンド仕様まで経験に裏打ちされた技術で応えてくれる。気軽に立ち寄れるフレンドリーなお店なので、悩んだらまずは出向いて相談してみてほしい。

【プロショップ訪問記】サウンドステージ(香川県)は幅広いユーザーに向けてベストなモノ提案を推奨。そして的確な取り付けと音創りで応えてくれる。

《永松巌》

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