JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の4社は4月20日、新型コロナウイルス感染拡大による利用者減を受けて、追加の減便計画を発表した。
JR東日本では、4月24~30日の臨時列車を運休するとともに、5月1~6日に運行する在来線特急や快速の臨時列車についても、71本を追加で運休することを決定した。
JR東海とJR西日本では、東海道・山陽新幹線の臨時列車を4月24日から当面の間、運休するとしている。東海道新幹線の定期列車については、1時間あたり『のぞみ』4~6本、『ひかり』2本、『こだま』2~3本の運行態勢が維持される。
またJR西日本では、北陸新幹線で4月24~30日にすべての臨時列車を運休。在来線特急では、4月24日から当面の間、関空特急『はるか』の一部定期列車を運休する。そのほかの臨時列車では、北陸本線の『サンダーバード』8本と、おおさか東線の『まほろば』全列車が6月1~30日に運休する。
6月まで運休することになった『ななつ星in九州』。JR九州では、クルーズトレイン『ななつ星in九州』の運休を6月27日出発分まで延長し、7月14日の運行再開を目指すとしている。九州新幹線では6月6~28日に新大阪~鹿児島中央間の『さくら』計12本を運休する。