VWがデザインコンペ、テーマは「2050年の『ID.3』」…30年後のEVをデザイン

フォルクスワーゲン ID.3 のイメージスケッチ
フォルクスワーゲン ID.3 のイメージスケッチ全 3 枚

フォルクスワーゲン(Volkswagen)は4月27日、「2050年の『ID.3』を設計する」、をテーマにしたデザインコンペティションを、公式Instagramで開催すると発表した。

フォルクスワーゲンの新世代EVとして、今夏欧州で発売されるのがID.3だ。今回のデザインコンペティションでは、このID.3の30年後の姿を、参加者がデザインする。デザインコンペティションには、プロデザイナーや将来有望な自動車デザイナーなどが参加でき、フォルクスワーゲングループのデザインを統括するクラウス・ビショフ氏が中心になって、作品の審査を行う。

自動車の設計は、主に密室で進められる。新型車のデザイナーは、最大12年先まで見据える必要があり、極秘プロジェクトとして扱われる。このため、社外の新進気鋭のデザイナーがプロジェクトに関わり、デザインを披露してチーフエンジニアから適切なフィードバックを得ることが困難になっている。

そこで、クラウス・ビショフ氏は、新しいアプローチを取り入れる。今後4週間以内に、参加者は「#VolkswagenDesign2050」のハッシュタグを付けた作品を、自身のInstagramにアップロードする。

フォルクスワーゲン ID.3フォルクスワーゲン ID.3

クラウス・ビショフ氏は、お気に入りの作品の中から3つを公式Instagramに掲載して、クリエイターをドイツ・ヴォルフスブルクに招待する。最優秀作品は、実車の4分の1スケールで3Dプリントされる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  8. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  9. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
  10. その差は歴然!? 見た目は同じでもカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912 ll → lll の進化は凄かった
ランキングをもっと見る