スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は5月15日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、インドの1914都市の3800以上のサービスネットワークに、新たなガイドラインを導入した、と発表した。
ガイドラインで重視している点のひとつが、オンラインサービスの導入により、顧客とスタッフのやり取りを最小限に抑えることだ。デジタル化の進展により、インド全土のサービスネットワークで、非接触型サービスが採用される。
具体的には、ウェブサイトとアプリによるオンライン予約プラットフォームや、修理のリモートキャプチャ、各種オンライン承認などが非接触で行われる。また、ペーパーレスのデジタルサービスマニュアルも導入する。
また、サービススタッフは常に、保護用の安全装置を着用する。車両の受け入れと引き渡し時には、車のキーと車両の消毒を行う。サービスアドバイザーは車に座る前に、使い捨てのシートカバー、ステアリングカバー、シフトレバーカバーを使用する。
さらに、すべてのワークショップのスタッフは、専用のウェルネスアプリを通じて、健康状態を記録する。このアプリは、インド政府のアプリと連動しており、すべてのワークショップスタッフの健康状態を追跡できる、としている、