しなの鉄道の有料快速は7月4日から運行…新型車両SR1系を充当

北しなの線古間~黒姫間を走るSR1系の試運転列車。車体色は「沿線に爽やかな新風を」をコンセプトに、ロイヤルブルーと115系のDNAを承継したというシャンパンゴールドの組合せとなり、側面には山並と清流を表現した緑と水色のラインが入っている。
北しなの線古間~黒姫間を走るSR1系の試運転列車。車体色は「沿線に爽やかな新風を」をコンセプトに、ロイヤルブルーと115系のDNAを承継したというシャンパンゴールドの組合せとなり、側面には山並と清流を表現した緑と水色のラインが入っている。全 4 枚

しなの鉄道は5月25日、有料快速を7月4日から運行すると発表した。

この列車は、老朽化した115系電車の後継として投入される新型車両「SR1系」(2両編成3本)を使用するもので、平日は『しなのサンライズ号』(小諸7時15分発~長野8時着)、『しなのサンセット2号』(長野18時26分発~上田18時52分着)、『しなのサンセット1号』(上田19時7分発~長野19時35分着)、『しなのサンセット4号』(長野20時4分発~上田20時30分着)へ充当される。『しなのサンライズ号』は6両編成、『しなのサンセット号』は4両編成での運行となる。

一方、土休日は『軽井沢リゾート1号』(軽井沢9時31分発~妙高高原11時22分着)、『軽井沢リゾート4号』(妙高高原16時47分発~軽井沢18時30分着)、『軽井沢リゾート2号』(長野9時10分発~軽井沢10時12分着)、『軽井沢リゾート3号』(軽井沢16時8分発~長野17時13分着)に充当され、いずれも2両編成での運行となる。

乗車には普通乗車券のほかに列車指定券が必要。乗車日1か月前の1日から当日まで発売(7月分は6月1日10時から発売)され、料金は、平日が小諸~上田間・上田~篠ノ井(長野)間300円、小諸~篠ノ井(長野)間400円(いずれも大人・子供同額)。土休日が全区間大人500円・子供250円。土休日向けに列車指定券と軽食がセットになったプラン(2000円)が乗車日1週間前まで発売される。

SR1系の車内。シートは信州特産のリンゴをデザイン。方向を変えることができるデュアル式となっている。SR1系の車内。シートは信州特産のリンゴをデザイン。方向を変えることができるデュアル式となっている。

列車指定券の発売箇所は、平日の列車が小諸・上田の各駅と車内、土休日の列車が軽井沢・小諸・上田・戸倉・長野の各駅と車内。しなの鉄道のウェブサイトでも発売する。

なお、『軽井沢リゾート号』については新型コロナウイルス対策として、当面の間、列車指定券の発売数を定員の半分とする。

シートにはWiFiや電源コンセント、カップホルダーなどを備える。シートにはWiFiや電源コンセント、カップホルダーなどを備える。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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