ヤマハ発動機が減収減益、中間無配…アジアや北米の二輪車販売低迷 2020年1-3月期決算

ヤマハ YZF-R1(2020年モデル)
ヤマハ YZF-R1(2020年モデル)全 1 枚

ヤマハ発動機が5月29日発表した2020年1-3月期(第1四半期)の連結決算は売上高が前年同期比7.8%減の3959億円、営業利益が同29.2%減の254億円と減収減益だった。

3月に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響があり、ランドモビリティ事業、マリン事業の販売台数が減少した。二輪車の出荷台数は火山噴火のあったフィリピンや新排ガス規制による需要減少のあったインドのほかベトナム、北米などで低迷し、同10.0%減の112万3000台だった。マリン事業も新型コロナウイルスの影響で減収となった。

収益では、先進国二輪車事業の収益が改善したが、マリン事業やロボティクス事業を中心に減益となった。当期利益は同66.1%減の96億円だった。

通期業績見通しは未定としている。

また、2020年第2四半期末の配当については、市場環境の悪化していることから手元資金を確保するため、無配とする。前年同期は1株当たり45円の配当を実施した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  3. アウディ最大のSUV計画は生きていた! ベース価格で1500万円オーバー? 2026年までに登場か
  4. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. ヤマハ発動機、EVレース「フォーミュラE」に2025年より参入へ 四輪レースはF1以来
  8. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  9. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型…449馬力の直6ツインターボ搭載、表情も変化
ランキングをもっと見る