elpisは6月4日、運行管理向けAIサービス「elpis AI」について、通信型ドライブレコーダーによるドライバー自動識別機能の実証実験を開始したと発表した。
elpis AIは、ドラレコからの走行映像と車両プローブデータ、天候や交通情報などの環境 情報、ドライバーの保護された個人情報(PLR)をAI処理し、安心安全を向上させる運行管理ソリューション。
実証実験では、車室内画像に特化して開発されたelpis AIの「顔識別機能」を利用し、東海クラリオンが販売する通信型ドライブレコーダー「TX2000-SA」と連携。乗車中のドライバーが誰なのかを自動的に識別し、運行実績・運転評価への反映を行う。
これまで、SDカードやICリーダーなど、ドライバーに負担のあったドライバー識別操作を全自動で行うことが可能になるとともに、営業車両などの最適配置に伴いドライバーが固定化されていないシェアカーなどでの運行実績を可視化することが可能になる。
同社ではelpis AIの商用サービスを7月1日以降に予定している。