フードトラックプラットフォーム「TLUNCH(トランチ)」を展開するメロウは、全国初となる地方自治体との包括連携締結について、さいたま市と合意したと発表した。
メロウは、ビルの空きスペースと個性豊かなフードトラックをマッチングし、シェフのこだわり料理が気軽に楽しめるランチスペース「TLUNCH」を展開している。専用QRコード決済を搭載したTLUNCHアプリを提供し、フードトラック業界のIT化を促進。現在首都圏および関西エリア、福岡市合わせて240か所で営業、全国展開を進めている。
今回、政令市初の庁舎敷地内へのフードトラック導入を経て、さいたま市と市民サービスの向上および災害・緊急時の被災者支援、市内事業者業態多角化支援など、広くモビリティサービス分野における事業連携にむけての包括連携協定を締結する。
両者は今後、共同でフードトラックをはじめとするショップモビリティ(次世代移動型店舗)を活用した住民サービスの向上や、フードトラックネットワークによる被災者支援、市内農家と食材のマッチングによる地域農産物の販路拡大及び利用促進、フードトラックの開業サポート、新たな公共空間の活用による街の賑わい創出などに取り組んでいく。
左:2019年台風15号による千葉県の大規模停電時の提供/右:2020年コロナ禍における医療従事者支援時の提供