フォード マスタング EV、高速道路でハンズフリー走行が可能に…前方を注視しないと自動減速

フォード・マスタング・マッハEの高速道路をハンズフリーで部分自動運転できる「アクティブ・ドライブ・アシスト」
フォード・マスタング・マッハEの高速道路をハンズフリーで部分自動運転できる「アクティブ・ドライブ・アシスト」全 6 枚

フォードモーターは6月18日、2020年後半に米国市場で発売予定のフォード『マスタング』シリーズの新型EV、フォード『マスタング・マッハE』(Ford Mustang Mach-E)に、米国とカナダの高速道路をハンズフリーで部分自動運転できるシステムを採用すると発表した。

この技術は、フォードモーターの「Co-Pilot360」テクノロジーの最新の成果だ。フォードモーターは、レーンセンタリング機能を備えた「インテリジェント・アダプティブクルーズコントロール」を進化させ、「アクティブ・ドライブ・アシスト」を開発した。

アクティブ・ドライブ・アシストには、フォードモーター初のハンズフリーモードが導入される。ハンズフリーモードでは、高速道路を走行中、ドライバーがステアリングホイールから手を離して運転することができる。

システムでは、高度な赤外線カメラがドライバーの視線と頭の位置をモニターし、ハンズフリーモードで走行中、ドライバーが道路に注意を向けていることを確認する。ドライバーが脇見をするなど前方の道路に注意を払っていない場合、メーターパネルに警告が発せられ、自動的に車両は減速する。

フォード・マスタング・マッハEの高速道路をハンズフリーで部分自動運転できる「アクティブ・ドライブ・アシスト」フォード・マスタング・マッハEの高速道路をハンズフリーで部分自動運転できる「アクティブ・ドライブ・アシスト」

アクティブ・ドライブ・アシストは、全米50州とカナダの約16万kmの高速道路で利用できる。フォードモーターは、ドライバーがサングラスをかけている時でも、高度なカメラが頭の位置と視線をモニターする、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  2. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  3. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  4. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  5. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  6. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  7. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  8. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  9. スズキがスーパーキャリイ「軽トラ市」仕様など出展へ…ジャパントラックショー2024
  10. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
ランキングをもっと見る