「パンダくろしお」に新たなラッピング…「持続可能な開発目標」がテーマ 7月23日から

パンダくろしお「サステナブル Smileトレイン」のデザイン。車両をつなぐリボンは「世界をつなぐパートナーシップであり、また世代をつなぐバトン」を表現したもの。
パンダくろしお「サステナブル Smileトレイン」のデザイン。車両をつなぐリボンは「世界をつなぐパートナーシップであり、また世代をつなぐバトン」を表現したもの。全 5 枚

JR西日本は7月9日、紀勢本線の特急『くろしお』で新たな「パンダくろしお」ラッピング列車を7月23日から運行すると発表した。

「パンダくろしお」は、JR西日本発足30周年と和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド開園40周年を記念して、2017年8月から「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」として運行を開始。現在は『くろしお』用の287系電車2編成(HC601・605編成)が充当されている。

今回登場するラッピング列車は持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにしたもので、「パンダくろしおに関わるすべての人、ご乗車いただくお客様、走行する地域の皆様とのパートナーシップを築き、サステナビリティ(=持続可能性)に取り組むことで、人、動物、自然、すべての生命のSmile(=しあわせ)が溢れ、循環する豊かな社会を目指すこと」をデザインコンセプトにしているという。

運行は2023年冬頃までを予定しており、初日の7月23日は『くろしお3・6・25・26号』に充当。その後はこれらの列車で既存の「パンダくろしお」と混運用されるが、その予定は「パンダくろしお運行スケジュール【公式】」のツイッターアカウントで確認できる。

ジャイアントパンダの親子を描いた前面デザイン。「サステナブル Smileを次の世代に贈り継ぐ象徴」として表した。ジャイアントパンダの親子を描いた前面デザイン。「サステナブル Smileを次の世代に贈り継ぐ象徴」として表した。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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