滋賀県の近江鉄道に7年ぶりの新形式車…黄色い元西武3000系が水色の300形に 8月1日運行開始

300形は301+1301の2両編成1本が導入される。車体色は琵琶湖をイメージしたもの。
300形は301+1301の2両編成1本が導入される。車体色は琵琶湖をイメージしたもの。全 6 枚

滋賀県の近江鉄道は7月29日、300形の運行を8月1日に開始すると発表した。

300形は西武鉄道(西武)3000系を譲り受けた車両で、近江鉄道としては2013年に登場した100形以来、7年ぶりとなる新形式車。近江鉄道への入線に際しては、塗色を西武時代の黄色から、100形と同じ「オリエントブルー」と呼ばれる水色に変更。ワンマン化改造や行先表示器の白色LED化などが施された。また、車内は側扉上に近江鉄道の車両としては初めて車内案内表示器が設置され、バリアフリー対応も図られている。

近江鉄道全線で運用されるが、初日は彦根16時56分発~米原17時7分着・17時22分発~近江八幡18時29分着・18時44分発~八日市19時3分着・19時10分発~近江八幡19時29分着・19時44分発~八日市20時3分着の時刻で運行。8月2日は朝・夕時間帯、8月3日は午前中に運行される予定。

なお、運行開始を記念して8月中には記念ヘッドマークを掲出。八日市駅(滋賀県東近江市)では8月1日から、記念クリアファイル(300円)や記念ガラスキーホルダー(500円)といった記念グッズも発売される(8月1日は「鉄道むすめ新グッズ販売会in豊郷小学校旧校舎群」イベントでも発売)。

白色LED化により視認性が向上した行先表示器。白色LED化により視認性が向上した行先表示器。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  4. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  5. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  8. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  9. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  10. ボルボカーズ、ディーゼル車の生産を終了…2030年にEVメーカーへ
ランキングをもっと見る