レクサス(Lexus)の欧州部門は8月19日、SUVのグローバル販売台数が500万台を突破した、と発表した。
レクサスは1996年、最初のSUVとなる『LX』を発売した。現在のレクサス『LX570』のルーツとなるモデルだ。初代レクサスLXは、当時のトヨタ『ランドクルーザー』(80系)をベースに、フロントマスクなどにレクサスらしい高級感を表現したモデルだった。
レクサスは1998年、現在の主力SUVのひとつとなる初代『RX』を発売した。日本市場では当時、レクサスブランドは展開されておらず、トヨタ『ハリアー』の初代モデルとして販売された。
レクサスはその後、『GX』(トヨタ『ランドクルーザープラド』ベース)、『NX』、『UX』と、SUVの車種ラインナップを拡大してきた。現在、レクサスの総販売台数の約3分の2をSUVが占めており、世界中の90の市場でSUVとクロスオーバー車を販売している。
レクサスのSUVグローバル販売台数500万台(503万3351台)の中で、最も多いのはRXの313万6223台だ。NXが85万3035台でこれに続く。以下、LXが48万7229台、GXが44万5965台、UXが11万0899台となっている。