トヨタ ハイラックス、52年間に変わったキャラと変わらない性格[フォトヒストリー]

トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)
トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)全 37 枚

トヨタ自動車は、ピックアップトラック『ハイラックス』をマイナーチェンジし、8月19日より販売を開始した。ハイラックスは1968年3月、『ブリスカ』と『ライトスタウト』との統合後継モデルとして誕生した小型トラックだ。

小型トラックは後にキャブオーバー型が主流となるが、この時代にはボンネットトラックの人気が高く、各自動車メーカーがラインナップしていた。車名の由来は、英語で「高級な」「より優れた」という意味の「High」と、英語で「ぜいたくな」「豪華な」という意味の「Luxury」との合成語。

初代:1968年3月発売……トヨタが企画し、日野自動車が開発と生産を担当した小型トラック。

2代目:1972年5月発売……機構的には初代型を踏襲するが、ホイールベースは長短2種を設定した。

トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)

3代目:1978年9月発売……小型ピックアップをアメリカのように乗用車代わりやレジャーに使うことを提案、乗用車的な仕様・装備と乗り心地が与えられた。バリエーションも増え、標準ボディ3仕様とロングボディ4種仕様が設定された。

4代目:1983年11月発売……前後のブリスターフェンダーが外観の特徴。1984年5月には、4WDモデルをベースにステーションワゴン化した、トヨタ初のSUV『ハイラックスサーフ』が派生した。

トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)

5代目:1988年9月発売……強力、強靱、快適の3要素が基本コンセプト。RVとしての機能も高め、快適装備の充実を図った。

6代目:1997年9月発売……トラックとしての機能を優先したビジネスユース(商用)仕様と、パーソナルユース(乗用)仕様の2シリーズでラインナップを構成した。

トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)トヨタ・ハイラックス初代(1968年~)

7代目:2004年8月発売……世界140カ国以上に導入することを前提とした。この世代から日本での生産が無くなった。

8代目:2015年5月発売……“タフの再定義”を開発コンセプトとして、あらゆる観点からタフさを追求したという。

トヨタ・ハイラックス2代目(1972年~)トヨタ・ハイラックス2代目(1972年~)

8代目改良新型:2020年8月発売……デザインを一新し、力強さを強調したエクステリアとなった。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
  7. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  8. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  9. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
ランキングをもっと見る